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ノエルログ

とある大学生の日記

雨は気まぐれ

今日は久しぶりの雨でした。それも、いつも手荷物が増えるのが嫌で、折りたたみ傘しか持たない僕が普通の傘を持ち出すような強い雨です。

雨は非常に好きですが、雨の中を歩くよりも、雨音を聞きながら室内から外で雨が降っている様子を見るのが好きなので、これから大学へ向かうことを考えると少し憂鬱です。


そうしてたった1コマしかない授業のために外に出て、最寄り駅のホームに着いた瞬間、気付きました。イヤホンとウォークマンを忘れてしまった。おそらく雨音に気を取られたせいです。

家に戻れないこともないけどまあ仕方ないか……と諦め、電車に乗り込みます。


先程述べた通り今日は5限の英語しか授業がありません。自分の学部は独自のテストでクラスが分けられるのですが、運悪く知り合いに同じクラスになった人がいない。

流石に周りも同じだろうしなんとかなるか、と勢い良く教室に入った瞬間、衝撃を受けました。
「知り合いしかいねぇww」「俺去年英語の落としてさーww」「キャーー!!キャーー!!(意味不明)」
と飛び交う声。ポツポツと一人の人もいるようですが、何故か多数は知り合い同士のようです。
今まで受けた授業の中で一番民度が低いのではないでしょうか。

一体裏でどんな情報戦が行われていたのかどうか考える暇もなく、とりあえず同じような状況の人を探し声をかけてみようと思い立ちます。

すると、別の授業で見たことのある真面目そうな人が。これはチャンスと見て話しかけます。
話してみるとその人はやはり真面目なようで、いきなり選択科目の取り方や将来やりたい職業などの話に。
仲良く出来そうな人が見つかりとりあえず一安心です。

その人から話を聞いたところ、やはりこのクラスはとても楽だということで評判らしいです。
嬉しいような悲しいような……
結局、噂通り担当の講師の方も優しそうな人で良かったです。


やはりイヤホンのない僕は電車に揺られながら帰路に就きます。
僕は今まで毎日イヤホンを付けながら通学していたワケですが、驚くことに、聴覚が自由になるだけで無意識に様々な情報が入ってきます。

スマホを見ながら必死に笑いを堪えている女の子、ガラケーを首からぶら下げた厳ついオッサン、大声でクトゥルフ神話TRPGの話をする女性達(お互いさん付けで呼んでいたのでオフ会帰りか何かでしょうか)等々……
また、知らないおじさんに外で雨が降っているのかどうかを聞かれたりもしました。

たまにはイヤホンを付けずに、スマホをイジらずに、通学するのも良いのかもしれません。

と、未だに降り止まない雨を自室から眺めながら書いてみます。


それではまた。